● 心理カウンセラー初級コースは
学院のお送りする最初に学ぶ、とても役に立つコースです。このコースは学院の心理カウンセリングを学ぶ、母体ともなるもので、中級、上級そして卒業後のご自分の研鑽に繋がり、人格の成長、発展に大いに貢献できるものと思われます。
● これをより深めていくことにより、日々の生活がやりがいのあるものへと変わり、
周りの人々とのかかわりも、ますます、意義深いものになっていくことと期待されます。
● なお、この初級コースは、上級修了後のアシスタント、ティーチングアシスタントとしても、参加できる
ようになっており、心理セミナーや、グループのカウンセリングを行う際のスキルアップにも活用できるようになっており、カウンセラーとして又セミナー主催者としても活躍の場を広げるのにお役に立っています。

人生を生きるということは、なんて多くの課題に遭遇するのでしょう。そのたびに、私たちは、考えさせられ、
行動と態度を問われます。
これを、ライフサイクルという考え方にまとめ、自分は今どんな課題に向き合っているのか、どう考え行動に移していったらよいのか、自分の心のニーズに沿って、人生のそれぞれの年代における課題を明らかにし、受け止め方、行動の仕方の理解を深めてゆきます。この理解が進むと、心に余裕ができ、自分らしく進むことができるようになると期待されます。
<講座の中でのワークとして>
●セルフ・レッスンとして、ご自分の今の心のニーズと課題との関係を理解し、今後の方向を考える。
●自分ニーズの満足のさせ方を知る。欲求と葛藤・葛藤の乗り越え方など。
●ケーススタディとして、代表的な問題となるケースの解決を取り上げる。
これらのワークを通して、ご自分や周りの方のライフサイクルの課題解決や自己実現への理解を深めます。

私たちは、子ども時代を経て、一人前の大人、やがて子どもを育てる親へと成長していきます。このそれぞれの時代を生きていく中で、自分の心の中に子どもらしさ、親らしさ、大人らしさの心の特徴を身につけていきます。ただし、皆が同じように、身につけていったわけではなく、それぞれの環境や、気質などが影響し合って、今の心の状態に至っていると考えられます。中にはもう少し、明るくなりたい、或は、判断力、決断力をつけたいなど心の状態を変えたいと思っている方もいると思います。
なりたい自分になるためには、セルフコントロールの力を高めていくことが問われます。
<講座のワークとして>
● 現在の心の状態を知るためのエゴグラム作成
● こんな時どうする?ある場面ワークを通しての行動とそのときの心の状態を知る
●なりたい人物像
●自己変容のための課題と目標を考える。

私たちは、目まぐるしく変化する社会に生活する中で、周囲の出来事や社会の変化に合わせて毎日を頑張って生きています。その一方で、自分自身の心や人の感情に対しても耳を傾けなくなってきています。カウンセリングは、人々が自分の心の声を聞き、自分のあるがままの姿を見て、本当の自分に気づき、自分の心に素直に生きることのお手伝いをします。
カウンセラーとしても、自分自身を深く広く柔軟に理解し、カウンセリングの考え方と態度と技法を十分に学ぶことが必要とされます。
カウンセラーのパーソナリティと態度の重要性
〜カウンセリングの技法は、カウンセラーのパーソナリティの表現。心の中と表現が一致していることが大切〜
人好き カウンセラーが自己受容できているか。
共感性 日常生活で多様な感情体験をしているか。
無構え 役割や価値観を超えて受け入れることができるか。
他者への敬意 その人の個性や人生としての生き方を尊重できるか。
以上のレッスンとして、ロールプレイで体験します。

「人って、思っていたよりずっと違うんですね」
性格心理学で、ワークショップを体験されると、皆それぞれの違いを目の当たりにし、こんな感想を言われます。 私たちは、ふだん、だいたい人はこんなところだろう、という自分の経験から想定した範囲で人物像に関しての考えを持っています。
あくまでそれは、自分の経験の範囲での想定であり、その人たちに、いちいち聞いて確かめたわけではないので、いわば自分の思い込みによる部分が大きいと言えるようです。自分の想定で人に対応していると微妙なずれが生じ、「自分の期待通りに応じてくれない」などの気持ちの行き違いが起こりやすくなってきそうです。身近であればあるほど,期待が大きい場合が多く,そうなると落胆も大きくなってしまいがちです。
エニアグラムの考え〜価値観と性格の発達〜による9タイプの性格理解を通して、自分と他者の性格のより深い理解を深めてみましょう。
きっと自分と周りの世界が新しい見方に変わり、より豊な関係が築いていけるのではないかと思います。

わたしたちは、毎日の生活を通してさまざまなストレスを感じています。
わたしたちの身のまわりのあらゆる刺激がストレッサー(ストレスを与えるもの)となるので、そのストレスとうまく付き合うことができれば、生活も楽に楽しくなるものです。まず、ストレスについてよく知り、ストレスと上手に付き合うこと。これを「ストレスマネジメント」といいます。
1.ストレスの流れと対処法
良い対処法は、ストレス反応をおさえたり、なくしたりすることができます。
悪い対処法は、それだけで新しいストレッサーとなり、次のストレス反応を起こします。


私たちは、「自分のことはとてもよく理解している。」と思いがちです。しかし、自分の素直な心の声を大切に聞くことができずに、自分のことを嫌いだと思ったり、自分を変えたい、こんなところは捨ててしまいたい、などと思ったりすることはありませんか。
一番近い存在としての自分を理解し、信頼することが、一番難しいのかも知れませんが、あなたに最も問われていることなのです。
自分を信頼し、自分とうまくつき合うということは、自分の持っている資源を自分らしく生かすことです。
資源とは、人と比べて何か特別のことができるといったことだけではなく、自分が生まれつき持っている能力や、他者と違っているところ、好きなところ、伸びたところ、積み上げた成果など、誰にでもある自分の資源です。
あなたの「自分とのつき合い方・他者とのつき合い方」の特徴を理解することから、自己理解の一歩をはじめてみましょう。
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