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福岡県福岡市 カウンセラー養成九州心理カウンセリング学院 学園長との対話

院長インタビュー「自分を知ることは、人生を豊かにしてくれます。」

 

  • 最近では心の問題について社会の関心も高まっているように感じるのですが。
  • そうですね。最近では特に若い女性たちの関心が高まっています。学院に来られる方も以前はまずは資格を取りたい!という方が多かったんですが、最近では「自分の性格を知りたい」「何に向いているのかを知りたい」という自分探しをしたい方も増えてきました。そこから、その延長線上としてカウンセラーを目指す方も多いんですよ。
  • カウンセラーへの道もまずは「自分探し」からってことですね。
  •  そうですね。まずは自分を客観的に理解できることが大切です。それができるようになると、相手のこともわかってくるんです。どうしてこの人がこういうことを言うのかな?こういう行動をとるのかな?とかね。
  • そもそも、先生はどうしてこの道に進まれたんですか?
  • 昔から文学や歴史に興味を持っていたんです。例えば歴史にしても、そこにはドラマがあるでしょう。世の中ってどういう風にして動いてきたかを考えたとき、そこには必ず誰かの意志がある。それで人間への興味が湧いてきて、心理学を学びたいと思ったんです。
  • なるほど〜。しかし、心理学って難しそうですね。
  • 心理学にもいろいろあるんですが、私が大切にしているのは机上の学問ではなく、もっと実生活で役に立つ、わかりやすい心理学。自分の表現力や感性を高められるための心理学なんです。
 

遠藤律子。九州心理カウンセリング学院学院長。山口大学文理学部社会学研究室卒。現役の心理カウンセラーとしてカウンセリングを行なうほか、学院の生徒や所属するカウンセラーの指導も行なっている。

授業中の先生

「わかりやすく」というのが先生のモットー。ワークショップスタイルの授業も多く、さまざまな意見が交換されるが、それを暖かく見守り、それぞれの人の好奇心が高まってくるように、さりげなく刺激を与えてくれる。

休日の先生

先生にとって一番落ち着く場所は「家庭」。休日は一主婦として生活を楽しんでいるのだそう。ストレスはあまりたまらない方だが、疲れた時は少し自分を客観的に見るために、ぼーっとする時間を大切にしているのだとか。

  • カウンセラーの仕事とは?
  • まず、相手の話をたくさん聞くことからはじまります。例えば、何をしている時が一番楽しいのか、何が嫌なのか。たくさんの話を聞いて、共感し、その人がポジティブになれるように、抱えている問題に焦点を当て、当面できる課題というのを一緒に考えていく。クリアしていくためのステップ作りを共同作業で行なっていく。その人にとって何がテーマかあを見出せた時はお互いにとても嬉しいですね。
  • 共同作業ですか。情報を集め、分析し、必要なアドバイスを与えてあげるのがカウンセラーの仕事かと思っていました。
  • カウンセラーは上に立って指導するというのではなく、あくまで相手にとって曇りのない鏡のような存在になることが大切だと思っています。そうなれれば、きっとその人は自分の姿を客観的に見ることができるでしょう。

  • カウンセラーの活躍の場とは?
  • それは本当にさまざま。例えば、最近では心療内科でも、患者さんの話を聞き、一緒に考えていける心理カウンセラーの役割が期待されています。ほかにも子育てに悩む母親たちの話を聞く、老人施設で話を聞く、障害児施設で子どもたちと話をする…、心の状態をよりよくしたいと思う人のために、会話ができる場作りをするというのもこの仕事の一面です。
  • この仕事に向いている人とは?
  • 人に興味がある人。自分の感性に素直で、どういう人に対してもフラットな気持ちで接することができ、共感できるひとかしら。
  • 先生の今後の目標は?
  • 私自身も含め、この仕事は一生なんらかの課題をもって成長できる仕事だと思っています。それだけ、人の心は広く深い可能性をもっているものだし、ひとりひとりの心の豊かさは未来の社会の希望につながっていくのではないかと。そんな一翼を担う心理カウンセラーをひとりでも多く育成していくことが私の目標ですね。
  • 今日はとても勉強になりました。ありがとうございました。



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